【豊臣兄弟!】第10回「信長上洛」あらすじと振り返り|義昭と光秀の登場、市の輿入れと戦国大名の勢ぞろい

足利義昭

大河ドラマ『豊臣兄弟!』第10回「信長上洛」は、2026年3月15日に放送されました。美濃を手に入れた織田信長が、足利義昭を連れて京へのぼるまで。最後には各地の戦国大名が一度に初登場し、話題になりました。

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第10回のあらすじ

美濃をおさめた信長のもとへ、義昭の使いとして明智光秀(要潤)がやってきます。三好一族を討って京へのぼり、義昭を将軍にしてほしいという頼みでした。じつは光秀の従者のなかに、義昭(尾上右近)本人がまぎれこんでいました。それを見ぬいたのは竹中半兵衛です。

信長は話を受け、京への道をふさぐ北近江の浅井長政(中島歩)と手を結ぶため、妹の市を嫁がせることにします。嫁入りを「初陣」と呼ぶ市を元気づけようと、小一郎は「長政殿は見目うるわしく穏やかな方」と、知りもしないのに言ってしまいます。ところが祝言の日に会った長政は、本当にそのとおりの人でした。柴田勝家は「困ったときは駆けつける」と市に告げます。

織田・徳川・浅井の大軍で、信長はついに京へ。義昭は将軍となり、信長に副将軍の地位を与えようとしますが、信長は受けません。光秀は「腹の底が見えませぬ」と信長を警戒します。

最後の数分、信長が諸国の大名に京へのぼるよう文を送ると、武田信玄、上杉輝虎(上杉謙信)、朝倉義景、長宗我部元親、荒木村重、松永久秀らが次々と登場。文を放り投げる者、燃やそうとする者と、反応はさまざまでした。

主な登場人物

  • 小一郎(豊臣秀長)/仲野太賀、藤吉郎(豊臣秀吉)/池松壮亮
  • 明智光秀/要潤(初登場)
  • 足利義昭/尾上右近(初登場)
  • 浅井長政/中島歩、浅井久政/榎木孝明
  • 市(お市の方)/宮﨑あおい
  • 武田信玄/高嶋政伸、上杉謙信(輝虎)/工藤潤矢、朝倉義景/鶴見辰吾
  • 長宗我部元親/磯部寛之、荒木村重/トータス松本、松永久秀/竹中直人

史実と比べてみると

  • 上洛と将軍就任:信長は永禄11年(1568年)9月に義昭を奉じて京へ入り、10月に義昭が将軍に任じられました。信長が副将軍などの地位を断ったという話も伝わります。
  • 光秀の仲立ち:光秀が義昭と信長をつないだとするのが通説ですが、光秀の若いころにはわからないことが多くあります。義昭が変装して来たというのはドラマの創作とみられます。
  • 市の輿入れ:時期には諸説あります。上洛の道を確保するための同盟だったとするのが通説です。
  • 天下布武:信長がこのころから印に使った語です。この「天下」は日本全国ではなく、京を中心とした畿内を指すという考え方が近年有力です。
  • 大名への文:上洛後に信長が諸大名に京へ来るよう書状を出したことはあったとされますが、ドラマの顔ぶれは演出です。

振り返り

のちに信長を討つ光秀、信長と対立する義昭、そして市の夫・長政。物語の後半を動かす人物が一気にそろった回でした。勝家が市にかけたことばも、のちの二人を知っていると胸に残ります。

放送中の回の記事や登場人物の解説は、大河ドラマ『豊臣兄弟!』特集にまとめています。

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