【豊臣兄弟!】第4回「桶狭間!」あらすじと振り返り|義元討ち取りと佐久間盛重の最期、史実との違い

大河ドラマ『豊臣兄弟!』第4回「桶狭間!」は、2026年1月25日に放送されました。永禄3年(1560年)5月19日、織田信長が今川義元を討ち取った桶狭間の戦いが、兄弟の初陣として描かれます。

目次

第4回のあらすじ

信長はわずかな手勢で清須城を出て、小一郎と藤吉郎は善照寺砦へ向かいます。二人にとって初めての合戦ですが、本当のねらいは父の仇・城戸小左衛門を討つことでした。

小一郎は、数千で2万5千に挑む信長の作戦を読み解こうとしますが、その裏には冷たいはかりごとがありました。丸根砦では、松平元康に攻められた佐久間盛重が砦を明け渡そうとします。ところが降伏を口にした盛重を、家臣の梁田政綱が後ろから刺し、その首を義元に届けます。首を運ぶ者の動きを追わせて、義元の本陣の場所をつかむ。すべて信長の命令でした。

信長は兵をふるい立たせて桶狭間へ。小一郎が読んだとおり雨が降り、雨音にまぎれた奇襲が成功して、義元は討ち取られます。

戦いのさなか、城戸を討つ機会がめぐってきますが、小一郎は「今ではない」と兄を止めます。その直後、城戸は敵の矢に倒れました。敗れた元康は、兵糧を敵に渡すまいと、退きながら米を食べ続けます。

戦のあと、正直さを買われた藤吉郎は足軽組頭に取り立てられ、信長から「秀吉」の名をもらいます。小一郎は信長のそば仕えをすすめられますが、「兄に仕えます」と断りました。

主な登場人物

  • 小一郎(豊臣秀長)/仲野太賀
  • 藤吉郎(木下藤吉郎秀吉)/池松壮亮
  • 織田信長/小栗旬
  • 今川義元/大鶴義丹
  • 松平元康(徳川家康)/松下洸平
  • 佐久間盛重/金井浩人
  • 梁田政綱/金子岳憲
  • 毛利新介/永田崇人
  • 柴田勝家/山口馬木也
  • 織田信勝(信長の弟・回想)/中沢元紀

史実と比べてみると

  • 桶狭間の戦い:場所は今の名古屋市緑区から豊明市のあたりで、正確な場所には諸説あります。『信長公記』では、義元に最初に槍をつけたのは服部小平太、首を取ったのは毛利新介とされます。
  • 雨:戦いの最中に激しい雨が降ったことは『信長公記』に書かれています。小一郎が雨を読んだのはもちろん創作です。
  • 奇襲だったのか:回りこんで奇襲したという通説のほかに、正面から攻めたとする説もあります。
  • 佐久間盛重:史実では丸根砦を守って討死したとされます。降伏しかけて家臣に刺されるという筋は、ドラマの大きな脚色です。
  • 秀吉は桶狭間にいたか:同じ時代の史料では確認できません。信長から「秀吉」の名をもらう場面も創作です。
  • 信勝の死:信長の弟・信勝は、弘治3年(1557年)ごろ清須城で殺されたとされます。『信長公記』では手を下したのは河尻秀隆らです。

振り返り

勝つためには味方の命も使う信長と、仇討ちより先を見て兄を止めた小一郎。初陣の回で、二人の「天下人に仕える者」としての違いがはっきりしました。合戦の流れは桶狭間の戦いの解説もあわせてどうぞ。

放送中の回の記事や登場人物の解説は、大河ドラマ『豊臣兄弟!』特集にまとめています。

  • URLをコピーしました!

ほかの武将も見る

目次