杉坊明算 | 根来寺の有力塔頭・杉坊の首座。根来衆の巨大な経済力と軍事力を背景に中央政治に介入した怪僧

杉坊明算

すぎのぼう めいさん

地域近畿
所属勢力・属性根来衆
大名家根来衆
家紋丸に二ツ引
主武器秘法書・数珠
衣装・甲冑高級僧衣
武将タイプ暗躍・宗教

根来寺の有力塔頭・杉坊の首座。根来衆の巨大な経済力と軍事力を背景に中央政治に介入した怪僧。

目次

根来衆の有力塔頭・杉坊

杉坊明算(すぎのぼう みょうさん)は、紀伊国(現在の和歌山県)の一大宗教勢力・根来衆(ねごろしゅう)の有力な塔頭(たっちゅう)・杉坊の首座です。根来衆は、根来寺を中心とする僧兵の集団で、鉄砲を早くから取り入れた強大な武力をもっていました。

根来寺の巨大な力

根来寺は、広大な寺領と多数の僧兵、そして鉄砲の生産技術を有する、一大勢力でした。その経済力と軍事力は、一つの大名に匹敵するほどのものだったといわれます。杉坊明算は、この根来衆の中核をなす杉坊を率いる有力者でした。

中央政治への介入

杉坊明算は、根来衆の巨大な力を背景に、中央の政治にも介入したと伝えられます。宗教勢力でありながら、鉄砲と財力をもって政治の動きに関わるその姿は、まさに「怪僧」と呼ぶにふさわしいものでした。

根来衆の終焉

しかし、天下統一を進める豊臣秀吉は、天正13年(1585年)の紀州征伐において、根来寺を焼き討ちにし、根来衆を平定しました。独立した宗教武装勢力は、天下人の前に屈したのです。杉坊明算の生涯は、鉄砲と財力で中央政治に介入した根来衆の力と、その終焉を今に伝えています。

  • URLをコピーしました!

ほかの武将も見る

目次