【豊臣兄弟!】第24回「軍師官兵衛!」あらすじと振り返り|有岡城の落城と村重の逃亡、だしの最期

黒田官兵衛

大河ドラマ『豊臣兄弟!』第24回「軍師官兵衛!」は、2026年6月21日に放送されました。天正7年(1579年)。有岡城の戦いの結末と、救い出された黒田官兵衛が羽柴家の軍師になるまでが描かれます。

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第24回のあらすじ

有岡城の土牢に閉じこめられて1年。髪もひげも伸び放題の官兵衛は、心も体も限界でした。籠城を続ける荒木村重と織田軍のにらみ合いのなか、小一郎は城への兵糧の道を断ち、中川清秀と高山右近も信長方に寝返ります。村重は追いつめられました。

小一郎は、村重の妻・だし(山谷花純)にも働きかけていました。だしの説得で、村重は降伏を決め、「いざとなれば命にかえてもそなたを守る」と約束します。ところが小一郎を城に迎えた直後、村重は妻や家臣を残して自分だけ城を抜け出し、毛利方へ逃げてしまいました。書き置きを見つけただしは「おのれ村重!」と叫びます。

有岡城は落ち、だしは処刑されました。その場を見た小一郎は、自分を責めます。

救い出された官兵衛は、三木城の者を皆殺しにしようとする織田信忠に「別所家は播磨の民に慕われている。力でおさえては民の心は得られない」と進言します。ここに「軍師官兵衛」が生まれました。官兵衛は1年ぶりに松寿丸と再会し、「半兵衛は半兵衛、おぬしはおぬしじゃ」と迎えた兄弟に忠義を誓います。

主な登場人物

  • 小一郎(豊臣秀長)/仲野太賀、藤吉郎(豊臣秀吉)/池松壮亮
  • 黒田官兵衛/倉悠貴、松寿丸/森優理斗
  • 荒木村重/トータス松本、だし/山谷花純(この回で退場)
  • 織田信忠/小関裕太
  • 別所長治/下川恭平
  • 中川清秀、高山右近

史実と比べてみると

  • 村重の脱出:天正7年9月、村重がわずかな供で有岡城を出て、尼崎城へ移ったのは史実です。有岡城は11月に落ちました。城を出た理由は、毛利に援軍を頼むためなど諸説あります。
  • だしの最期:『信長公記』によれば、村重が降伏の条件を拒んだため、天正7年12月に荒木一族の女性たちが処刑され、だしは京の六条河原で斬られました。21歳で、取り乱さず辞世の歌を残したと書かれています。小一郎が説得していたというのは創作です。
  • 清秀と右近:二人が村重を離れて信長についたのは史実で、天正6年のうちとされます。
  • 官兵衛の救出:有岡城の落城のときに助け出され、幽閉で足を悪くしたと伝えられます。
  • 三木合戦:天正6年から8年まで続いた兵糧攻めで、天正8年1月、別所長治が城兵の助命を条件に一族とともに自害し、城は開かれました。

振り返り

命がけで約束した村重が逃げ、何も知らずに信じた妻が死ぬ。小一郎にとってつらい回でしたが、そのなかで、力ではなく民の心で城を落とす官兵衛の考えが生まれました。半兵衛から官兵衛へ、軍師のバトンが渡された回です。

放送中の回の記事や登場人物の解説は、大河ドラマ『豊臣兄弟!』特集にまとめています。

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