鬼小島弥太郎 | 上杉謙信に仕えたと伝わる怪力の豪傑。川中島で山県昌景との「花も実もある武士」の話で知られる

鬼小島弥太郎のイラスト(イメージ)

おにこじま やたろう

地域甲信越(越後)
所属勢力・属性上杉氏(家臣と伝わる)
大名家小島家
家紋不詳
主武器槍・怪力
衣装・甲冑具足・陣羽織
武将タイプ伝説の豪傑

鬼小島弥太郎(おにこじま やたろう)は、上杉謙信に仕えたと伝わる豪傑である。本名は小島貞興とされるが、確かな史料には名前が見えず、その実在ははっきりしない。怪力の持ち主として数多くの伝説があり、川中島の戦いで武田家の山県昌景と戦った話がよく知られている。

3行でわかる鬼小島弥太郎
  • 上杉謙信に仕えたと伝わる、怪力の豪傑
  • 川中島の戦いで山県昌景と一騎打ちをしたという話が伝わる
  • 多くの話は江戸時代の軍記物によるもので、実在ははっきりしない
目次

伝説の豪傑

弥太郎は越後の出身で、上杉謙信(長尾景虎)に仕えたと伝わる。鬼のような怪力と勇気から「鬼小島」と呼ばれた。将軍家で飼われていた猛犬と戦ってねじ伏せたなど、多くの豪傑話が残る。

花も実もある武士

有名なのが、川中島の戦いでの山県昌景との話である。弥太郎が昌景と一騎打ちをしていたとき、謙信の若君が危ないと聞いた弥太郎は、昌景に勝負を待ってもらうよう頼んだ。昌景はこれを受け入れて槍を引いた。

若君を救った弥太郎は、昌景の情けに感謝して「花も実もある武士」とたたえたという。敵どうしでも礼を守る武士の美しい話として語り継がれた。

実在について

弥太郎の名は、謙信の時代の確かな文書には見つかっていない。多くの話は江戸時代の軍記物によるもので、実在した武士をもとにした伝説なのか、まったくの創作なのかははっきりしない。

鬼小島弥太郎をめぐる人物

  • 主君:上杉謙信(と伝わる)
  • 一騎打ちをした相手:山県昌景(伝承)

ゆかりの地

  • 春日山城跡(新潟県上越市):謙信の居城
  • 川中島古戦場(長野市):山県昌景との話の舞台
  • URLをコピーしました!

ほかの武将も見る

目次